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台東区/宗教法人 宗圓寺

ご利用者の皆さんの声

「お寺のバリアフリー」に「大きな期待」をしています。

住職 / 杉山弘信さん 檀家総代 / 三谷久也

浄土宗・宗圓寺本堂、客殿、庫裡の御復興新築工事が昭和57年に行われました。 その時の施工管理者が若き日の宮尾さんで、大変にお世話になりました。その後、宮尾さんは三幸建設を設立し独立しましたが、今なお、宗圓寺の保守管理は三幸建設に依頼していて、平成13年には本堂の大修復工事をお願いした経緯があります。

ちなみに宗圓寺の由来ですが、透雲山慈光院宗圓寺と称し、慶長16年(安土桃山時代)に透雲上人によって開創されましたが、戦火を受けて諸堂は灰燼に帰し、40年ぶりに有縁の壇信徒の協力を得て、新本堂並びに客殿、庫裡が建立されました。

新本堂は福島県白水の阿弥陀堂(国宝・木造建築)を模したもので、燃えないコンクリートによるGRC工法を採用。木造の国宝である阿弥陀堂をGRC工法による外壁、軒裏の枡組、千本垂木等で、R曲線もそっくりそのままに復元しています。当時、寺社建築へのGRC工法の応用は世界で初めてだと、業界紙では多く取り上げられました。浄土宗大本山増上寺の85世中村康隆法主の表彰感謝状には、「卓越する建築技術と工夫が発揮されている」と明記されています。

一級建築士として建築界で長く活躍した宮尾さんが、介護福祉士の資格を取得して、今度は「建築と福祉を介護環境の視点から工夫」して、「高齢者福祉、障害者福祉」の住宅改修と、「お寺のバリアフリー」に専門的に取り組んでいかれるとの事。大きな期待をしています。